KEY TO SURVIVE STRONG COFFEE

一瞬は、一生。

最後の一人旅 2日目岩手県盛岡で昔の同僚に会う

お風呂三昧の旅館、湯治部にて。

朝風呂もしっかり済ませてきた。

脱衣所の自分のカゴに知らないピンクのおパンティが入ってたのは驚いたけど。

(他の利用者さんが間違えていれたよう)

 

花巻駅で謎におしゃれなコーヒー&ワークアウトショップで、

コーヒーとベーグルを買う。

 

盛岡へ移動。⊂*1

そして、徒歩で岩手県立美術館へ。

 

実はこの旅は連日、大雨でして。

 

今回の東北旅に備えて、トレッキングシューズをAmazonで3千円くらいで(安っ)買ったものを着用。

あと、通勤用で持っていた防水ずぼんを持参。

上着は愛用のマウンテンパーカー。

これらが、想像以上の大活躍!!!!

おかげで全く濡れることなく。

トレッキングシューズだから、長時間歩くのは少し疲れるけど、なんといってもあったかいので冷えない。

ずぼんは防寒にもなる。

雪対策も兼ねて買ったけどまさかの大雨にも適応。

今回は服装にミスがなくて良かったです!!!

 

話を戻す。

常設展では、岩手県土沢出身の萬鉄五郎、松本俊介の作品がたくさんあって、嬉しかったですね…!

二人とも好きな画家です。

萬鉄五郎は、問題作でもあり…話題作でもあり…代表作である、裸体美人で有名な方です。

多くの作品を観ると、彼は好奇心旺盛で、柔軟性もあり、多才な画家だったのかなと思いました。

 

企画展では。

なんと、高畑勲展(こんなのやってるなんて知らなかった)

彼が関わってきたデビュー作から現在までの多くの作品の(本当に多すぎる)資料、セル画、映像、それはもう膨大な量で…見応えがありすぎるどころの話ではない。

(何度も言うけど、ひくほど凄い)

原田マハさんが前に言ってたけど、

美術館での展示レイアウトって、ものすごく難しいらしい。

企画展なのに、魅せ方も半端ない!(語彙力乏め

 

昨日見に行った、宮沢賢治童話村とか

博物館とか(かがくいひろしの企画展は面白かったです)

少々子供でも楽しめそうな展示だったのもあり

 

その後に見るのは刺激が強い。笑

 

火垂るの墓の作画は、入り口の一枚目でもう泣きました。草

あんな絵ずるい。

思い出し泣きする。

火垂るの墓ほど辛い映画この世にない。

もう絶対二度と見れない…

 

高畑勲の素晴らしさはさておき、

漫画家の仕事内容の紹介ですとか、

それに多く関わる宮崎駿氏はこういうセクションを担当していたのですわよ、とか

そういったことも書かれててよかったですね。

私が驚いたのは、美術監督

作品によって美術監督が変わるのだけど

うますぎてやっぱりまたひきました。

f:id:wellnaho:20231120131253j:image

美術館を出て、ナガハマコーヒーという

サザコーヒーに似たお店に入り休憩。

f:id:wellnaho:20231120131302j:image

ホテルのチェックイン後、

また盛岡駅にいく。

 

そして岩手に住む知り合いに会いました。

今回の旅で楽しみだったことのひとつ。

 

彼女は8年前に、1年間だけ一緒に働いた同僚でした。

私が店長で、社員は彼女と私の二人だけ。

当時は労働時間もかなり長くて、休みも少なくて、

一日10時間も一緒にいたのに

私達はめちゃくちゃ仲良しでした。

週一は必ず飲み行ってたし、

お互いの家に泊まり合いも何回かしたし、

今では考えられないような人との距離感

 

(たい焼き屋ではほとんど誰とも飲みに行ったことないのになあ)

 

後にも先にもこんなに濃密な時間を過ごした同僚は彼女しかいないだろうな…

久しぶりに会えて嬉しかったな。

変わったことの方が多いのだけど、

それを報告し合える関係があることに

喜びを感じないわけはない。

 

またいつかどこかで会えるよね、と

本心から言える関係は心地いい。

 

帰りはマレーシア人の旦那さんが彼女を迎えにきて、私もホテル近くまで送ってもらった。

「どうもお世話になってます〜」

て日本人かよ!!てくらいマレーシア人ではなかったです。

 

そして

朝早くから夜遅くまでテンションバキバキだった私は、

 

バイバイすることにはもうかなりゲキネムでした

 

 

旅は続く

 

 

 

 

*1:・⊥・